3、赤ちゃん

あるサンデーモーニングに丘が連なった細い道を、高級車で走っとったら、鳥が道にいて近ずいてもちーっとも動かへん、轢きそうになってとっさにブレーキを踏んだら、その鳥がやっとこ飛んでったちうわけや。グリーンがかった玉虫色をビューティに光らせ、大きな尾羽を綺麗に広げた鳥は雄の雉やったちうわけや。雉を見るのは何十年ぶりやろう・・自然の造ったもんのビューティさは、全く人手の物ではかなわへんちうわけや。いかに賞賛れても、造り物でしかないちうわけや。

日本のベイビーの産まれたカウントが減ったと朝のニュースで伝えとったちうわけや。

造りたいけど出来んちう人も増えとるようだし、また産みまへんちう人も増えているようや。不妊の人に気功を、わいもある人に1年ほどさせてもらってようやく妊娠した、ちうこともあって、ベイビーがどうしても欲しいウーマンの想いがちょこっと分かったような気がしたちうわけや。

ヤング・ママが小さな子のハンドを持つのを見ると、妬ましいとかではなくヘイトまでは行かへんがそれに近いフィールを感じて、他人の子でもスチールしまおうちう、気持もなんとなくアンダースタンディング出来るような気がするちうわけや。何ぞケミカル的方法で造る訳にもいかんし、ベイビーは売ってへんし、ちうわけやなんか、赤ベイビーが欲しなってきたかもしれへんかも・・・・・